某指導者団体による音源公開について

一昨日より、私のかつての演奏の音源が某指導者団体のピアノ曲事典に事前に何の断りもなしに公開されていることを、友人から聞き知りました。

詳しくは知りませんが、このピアノ曲事典は自ら進んで音源の提供を申し出て承認されると事典に列記されるシステムであるようですが、誤解のないように明記しておきたいと思います。

これらの音源はすべて、2003年当時団体からの依頼で録音された第27回課題曲CDの一部です。私から音源を提供したことは他に一度もありませんし、この団体に積極的に与するものではありません。


それにしても演奏者に打診もせずにプロフィール欄を空白のまま音源を無断で公開するというのは組織の振る舞いとして如何なものでしょう?

百歩譲って当時の契約にすべての権利が向こう側にあるということだとしても、少なくともいつ何のために録音されたものなのか、そして17年前の音源をなぜ今ということくらいトピックを出すならきちんと記しておくべきでは?

概して演奏者へのリスペクトというものが欠けてやしませんか?



Pianist 寿明義和 Yoshikazu Jumei

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